亀山温泉だより

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遂に亀山湖の桜(ソメイヨシノ)が咲きました!

今日、3月30日(土)の月毛湖畔公園の様子です。


ついにソメイヨシノが開花!


全体を見ると、あれれ、、まだまだ。枝先が少し咲いた程度です。


早咲きの陽光桜は満開です!


今日はポカポカ日和、この急激な気温上昇に伴い、これから満開に向かって行きます。

中国の古典「菜根譚」には「花は半開を見、酒は微酔に飲むのが良い」という言葉があります。

物事はほどほどが良い、完全でない方が味わいがあると言った故事成語ですが、

こういった半開の桜を見るのも、味わい深い物ですよ(by ミドリマン)

初春の亀山湖に、どうぞお出かけください。


亀山湖は、長い期間、桜を楽しめるように複数の品種の桜が植えられています。

特に、赤い鳥居が目立つ月毛湖畔公園には、河津桜10本、陽光桜25本、染井吉野25本が植えられていて、桜のフラワーリレーを楽しむことが出来ます。


今の時期は何と言っても河津桜です!蜜はメジロの大好物!


まず、2初旬から2月下旬にかけては早咲きの「河津桜」が楽しめます!

先週の暖かい数日間がピークで、今は徐々に葉桜になってきていますが、まだまだ今月いっぱいは河津桜が見られます。

ミツバチやチョウチョなど、受粉してくれる虫が少ないこの時期に咲く河津桜は、鳥媒花(ちょうばいか)と呼ばれ、梅と同じようにメジロに蜜を与える代わりに、鳥のクチバシや羽にたっぷり花粉を付けて受粉しています。

よく見ていると、メジロが頻繁に集まってきては蜜を吸っています。


次に咲くのは「陽光桜」3月中旬から4月上旬です。


3月中旬からは「陽光桜」が見頃です!染井吉野(いわゆる、桜)よりも半月ほど早く咲きます。


最後に咲くのが、ご存じ「染井吉野」です!


染井吉野(私たちが通常、桜と呼んでいる品種)は、今までの日本の気候なら4月上旬から中旬、本来は入学式の時に咲く花でしたが、温暖化の影響か徐々に開花が早くなってきて、3月下旬から4月の上旬に開花が早まってきています。


手前が陽光桜、奥が染井吉野


陽光桜と染井吉野は4月上旬で開花が重なります。

陽光桜は濃いピンクで、染井吉野は薄いピンクが特徴です。

4月になると、ミツバチやチョウチョなども出てくるため、染井吉野は虫に受粉してもらう虫媒花(ちゅうばいか)と、鳥に受粉してもらう鳥媒花のハイブリッドになります。


ヤマザクラは湖周辺の森に自生しています!


また、桜の小ネタとして、公園などに植えられている桜の多くは、品種改良に成功した1本の親木から接ぎ木を繰り返して増やしたクローン種になります。

同じ品種は同じDNAを持っている為、桜の開花宣言と共に、関東なら関東、九州なら九州、東北なら東北と同じエリアは一斉に咲くのが特徴です、もちろん亀山湖畔公園の桜も一斉に咲きます。

亀山湖周辺の山に自生するヤマザクラに関しては、自然種であるためDNA情報がそれぞれに異なり、それがありません。

1本、1本に個性があり、4月上旬からゴールデンウィーク位にかけて、それぞれのタイミングで、バラバラに咲いて行きます。


よく見ると、房総半島の峰々に、ピンクのヤマザクラが咲いています。


一斉に咲くのも良し、バラバラに咲くのも、また良し、変化に富んだ亀山湖の桜を、どうぞお楽しみください。

木、金以外は、日帰り温泉もランチも営業しております。
(団体利用等により定休日あり、詳しくはHPにて最新情報をご確認ください)

亀山温泉の新ブランド「亀山温泉リトリート」の広域ネイチャーガイドで桜や春の亀山湖周辺を自然ガイドすることも可能です。

気軽にお問合せください。


亀山温泉リトリート担当の豊島(ミドリマン)です。

当館の宿泊プランで「レイクリトリートプラン」という亀山湖を満喫するプランがあります。

湖畔ヨガ45分orネイチャーガイド60分が基本ですが、両方体験したい方が多くネイチャーガイド40分+湖畔ヨガ20分で行っている事が多いです。

お客様のニーズによって、内訳は汎用度が高く「バードウォッチング」も体験可能です。

今の時期は、亀山湖に渡り鳥もやってきています、また留鳥と呼ばれる亀山湖にずっと棲んでいる鳥もいて、その両方を楽しむことが出来る貴重な時期です。

ちなみに亀山温泉ホテルのオーナーは鴇田(トキタ)と言います、きっと鳥にご縁がある宿だと思います。


この時期の代表的な渡り鳥「ツグミ」日本では繁殖行動を行わず、ほとんど鳴かないのでこの名前が付けられました。


まず、亀山湖の周辺の枯れ野になっている畑や田んぼを見ると、大抵ツグミがいます。

だるまさんがころんだ」をする鳥で、少し歩いてはピタッと止まるのが特徴です。


少し山に分け入ると、アカハラがいます、お腹が赤いですね。


アカハラは、葉っぱをひっくり返す名人、森の中からカサカサッ、カサカサッ、と聴こえたらそれはアカハラが葉っぱをひっくり返して虫や木の実を探している最中かも、一生懸命葉っぱをひっくり返す姿は、とても可愛らしいです。


今度は湖に目を向けてみると、カワセミが小魚をキャッチ!


カワセミは亀山湖によくいる留鳥、青く美しい鳥です。観察しているとタイミング合えば小魚を捕まえるシーンを見ることが出来ます。

一瞬の瞬発力が素晴らしいですが、渡り鳥と違って長く飛ぶ持久力はありません。

以前、当館の大浴場に迷い込んで入ってきて、網を持った私とバトルしたことがあります、ものすごいスピードで飛べるものの、すぐにゼイゼイと息切れしてしまって簡単に捕まえる事が出来ました、もちろん外に逃がしてあげました。


今の時期は何と言っても梅の花に留まるメジロ、とても美しいです。


暖かい奥房総、亀山湖ではもう梅が咲き始めています。梅の蜜を吸いにやってきたメジロも観察することが出来ます。


ヒヨドリ、ピーヨピーヨとけたたましく鳴きます。


ピラカンサスなど、この時期の赤い木の実を狙い、他の鳥たちを蹴散らしながら食べる小鳥たちの番長、ピーヨピーヨと大声で鳴くのがヒヨドリ。

チュピピピピピ、、、と小さく鳴いて、おとなしく木陰に隠れている時は大抵、上空でカラスやトンビが旋回している時です、ジャイアンもお母さんの前ではおとなしい姿に見えて、このチュピピピがとてもかわいいです。

奥房総の自然を、更に満喫したい場合はワゴン車で周辺をご案内する「広域ネイチャーガイド」もございます。※紹介画像、動画はInstagramのみ閲覧可能です。

こちらは、更に奥深いエリアにご案内が出来ます。


そしてバードウォッチング後は、冷えた体を温める「温泉」が待っています!


バードウォッチングご希望のお客様は、レイクリトリートプランでお申し込みの上、備考欄に「バードウォッチング希望」とご記入をお願いいたします。

他の宿泊プランの場合も、オプションとして1名1500円で対応可能ですが、レイクリトリートプランと違い私の出勤日とリンクしておりませんので、事前にご確認頂けたらと存じます、日帰りの場合は、別途ご相談ください。

亀山湖は梅が咲き始め、確実に春の足音が聴こえて来ています。

季節が切り替わる、今しかない自然の情景を、野鳥の美しさを、どうぞ感じてみてください。



今は閑散期、一年の中で一番ゆっくり出来る時期です、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ち申し上げます


亀山湖畔公園のメタセコイア並木が紅葉で黄色に染まりました!

リトリート担当の豊島です。


黄色く染まるメタセコイア並木


メタセコイア並木と言えば「冬のソナタ」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

ロケ地になった韓国の島、南怡島(ナミソム)は一躍有名になりましたね、メタセコイア並木が美しい湖畔は主人公のチュンサン(ぺ・ヨンジュン)ヒロインのユジン(チェ・ジウ)の名場面が生まれたロケの聖地としても知られています。

さて、この南怡島ですが、実は海ではなく清平(チョンピョン)ダム湖に浮かぶ内陸の島である事はご存じでしたか?


南怡島は清平(チョンピョン)ダム建設で生まれた内陸の島、ソウルから車で約1時間半の距離です。


こちら亀山湖も、亀山ダム建設で生まれたダム湖です!

冬のソナタのロケ地である「南怡島」と「亀山湖」には、驚くほどの共通点があると感じるのは私だけでしょうか?

1.ダム建設で生まれた観光地である。
2.首都から車で約1時間半の好立地である。
3.メタセコイア並木がある。


亀山湖は都心から車で1時間半のアクセスです。


特に「冬のソナタ第7話」で、チュンサンがユジンを誘って南怡島に行ったシーンは韓国映画史に残る名場面です、湖畔のメタセコイア並木を歩く二人、そこに主題歌「My Memory」が流れ、美しい自然を背景に最高のメロディが寄り添います。

視界が開けた場所で立ち止まり、目を伏したままのユジンにチュンサンは言います。

「さあ、見てください」

この後は、、ネタバレ含むのでナイショです。


昨日は亀山温泉リトリートの公式アンバサダー、小島千明さんをメタセコイア並木にお連れしました!


なんちゃってチュンサン&ユジン(笑)


事前にご連絡頂ければ、オカリナでソナタ(ソナタは楽器による演奏、という意味)を吹きます!


一番のオススメは「紅葉狩りクルーズ」ですが、このように亀山湖には紅葉を楽しめる「湖畔公園」が5カ所あり、レンタサイクルで周るのも良し、車で行くのも良し、どちらにせよ紅葉を満喫する事が出来ます。

明日、11月18日(土)から12月3日(日)までの期間、亀山湖では「2023亀山オータムフェスティバル」が開催されます。

いよいよ、2023年の紅葉シーズンがスタートします!!


「さあ、見てください!」


間近で見る亀山湖の紅葉は鮮やかの一言!関東随一の紅葉スポットをお楽しみください。


紅葉の名所、亀山湖の「紅葉狩りクルーズ」予約受付がスタートしました!

当エリアは「千葉県最後の秘境奥房総」や「リトリートの聖地」としてSNSなどで話題沸騰中の新興スポット!
隣の養老渓谷と並んで「日本一紅葉が遅い場所」で知られています(11月下旬から12月上旬)

亀山湖は県下最大の湖であり、笹川と小櫃川の合流地点に建設されたダム湖です。

2つの川をせき止めたダム湖の為、元々の渓谷である「笹川渓谷」と「折木沢・猪ノ川渓谷」の形をそのまま
残していることが大きな特徴です。


圧倒的な渓谷美!これが亀山湖の形状です。


養老渓谷にはダムが建設されず、そのまま「養老渓谷」として名前が残りましたが、亀山湖が実は笹川渓谷と
折木沢・猪ノ川渓谷
だったことは、あまり知られていません。

紅葉は、朝夕の気温差が大きい渓谷の「色彩の鮮やかさ」を誇り、渓谷に掛かる真っ赤な橋は全部で25本あります。

ダム建設により水位が増した分、渓谷を船で走行することが可能に!それがこの時期の「紅葉狩りクルーズ」です。


渓谷を船が行く!それが亀山湖の紅葉狩りクルーズです!


真っ赤な橋の下をクルーズ船が疾走します!


プランは3タイプからお選びいただけます。

【クルーズパック宿泊プラン】
期間限定紅葉クルーズ!メインは選べる逸品料理!房総の美味しい食と源泉掛け流し天然温泉の宿


【日帰り】
期間限定紅葉狩りクルーズ日帰り満喫パックプラン(貸切家族風呂付)


【日帰り】
期間限定紅葉狩りクルーズ日帰り満喫パックプラン



【実施期間】
11月18日(土)から12月3日(日)


朝靄の掛かる幻想的な雰囲気は、まさに「秘境」奥房総はリトリートの聖地としても知られています。


【クルーズパック宿泊プラン】
部屋タイプによって料金は変動します、詳しくはこちらからお申込みください。

【日帰りクルーズパック 貸切風呂付】
5500円/1人(ご予約はこちらから
※11/22・24・30・12/1 受入不可

【日帰りクルーズパック】
4,500円/1人(ご予約はこちらから
※11/22・24・30・12/1 受入不可

お席には限りがございます。
お早めにお申し込み下さい!


   今年の日帰りクルーズパックは紅葉ランチボックスをご用意!

オータムフェスティバル期間中のランチは
紅葉ランチボックスのみのご用意となります。
事前予約制ですのでお早めにご予約下さいませ。





クルーズに乗らなくても、『入浴とランチのみ』『入浴だけ』『ランチだけ』でももちろんご利用頂けます。
日帰り入浴 : 11:30から14:30(15:00退館)
       大人 1,000円/子供 800円  タオル・バスタオルレンタル有料

ランチ : 11:30/13:00 事前予約制(0439-39-2121 8時から21時)
      紅葉ランチボックス  2,750円

皆様のご予約をお待ちしております♪