亀山温泉だより

亀山温泉リトリート担当の豊島(ミドリマン)です。

当館の宿泊プランで「レイクリトリートプラン」という亀山湖を満喫するプランがあります。

湖畔ヨガ45分orネイチャーガイド60分が基本ですが、両方体験したい方が多くネイチャーガイド40分+湖畔ヨガ20分で行っている事が多いです。

お客様のニーズによって、内訳は汎用度が高く「バードウォッチング」も体験可能です。

今の時期は、亀山湖に渡り鳥もやってきています、また留鳥と呼ばれる亀山湖にずっと棲んでいる鳥もいて、その両方を楽しむことが出来る貴重な時期です。

ちなみに亀山温泉ホテルのオーナーは鴇田(トキタ)と言います、きっと鳥にご縁がある宿だと思います。


この時期の代表的な渡り鳥「ツグミ」日本では繁殖行動を行わず、ほとんど鳴かないのでこの名前が付けられました。


まず、亀山湖の周辺の枯れ野になっている畑や田んぼを見ると、大抵ツグミがいます。

だるまさんがころんだ」をする鳥で、少し歩いてはピタッと止まるのが特徴です。


少し山に分け入ると、アカハラがいます、お腹が赤いですね。


アカハラは、葉っぱをひっくり返す名人、森の中からカサカサッ、カサカサッ、と聴こえたらそれはアカハラが葉っぱをひっくり返して虫や木の実を探している最中かも、一生懸命葉っぱをひっくり返す姿は、とても可愛らしいです。


今度は湖に目を向けてみると、カワセミが小魚をキャッチ!


カワセミは亀山湖によくいる留鳥、青く美しい鳥です。観察しているとタイミング合えば小魚を捕まえるシーンを見ることが出来ます。

一瞬の瞬発力が素晴らしいですが、渡り鳥と違って長く飛ぶ持久力はありません。

以前、当館の大浴場に迷い込んで入ってきて、網を持った私とバトルしたことがあります、ものすごいスピードで飛べるものの、すぐにゼイゼイと息切れしてしまって簡単に捕まえる事が出来ました、もちろん外に逃がしてあげました。


今の時期は何と言っても梅の花に留まるメジロ、とても美しいです。


暖かい奥房総、亀山湖ではもう梅が咲き始めています。梅の蜜を吸いにやってきたメジロも観察することが出来ます。


ヒヨドリ、ピーヨピーヨとけたたましく鳴きます。


ピラカンサスなど、この時期の赤い木の実を狙い、他の鳥たちを蹴散らしながら食べる小鳥たちの番長、ピーヨピーヨと大声で鳴くのがヒヨドリ。

チュピピピピピ、、、と小さく鳴いて、おとなしく木陰に隠れている時は大抵、上空でカラスやトンビが旋回している時です、ジャイアンもお母さんの前ではおとなしい姿に見えて、このチュピピピがとてもかわいいです。

奥房総の自然を、更に満喫したい場合はワゴン車で周辺をご案内する「広域ネイチャーガイド」もございます。※紹介画像、動画はInstagramのみ閲覧可能です。

こちらは、更に奥深いエリアにご案内が出来ます。


そしてバードウォッチング後は、冷えた体を温める「温泉」が待っています!


バードウォッチングご希望のお客様は、レイクリトリートプランでお申し込みの上、備考欄に「バードウォッチング希望」とご記入をお願いいたします。

他の宿泊プランの場合も、オプションとして1名1500円で対応可能ですが、レイクリトリートプランと違い私の出勤日とリンクしておりませんので、事前にご確認頂けたらと存じます、日帰りの場合は、別途ご相談ください。

亀山湖は梅が咲き始め、確実に春の足音が聴こえて来ています。

季節が切り替わる、今しかない自然の情景を、野鳥の美しさを、どうぞ感じてみてください。



今は閑散期、一年の中で一番ゆっくり出来る時期です、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ち申し上げます