ナトリウム 910.2mg

重曹のことです。分析表をみると一番多いのがわかりますね。
お肌の汚れを落とし、乳化作用により、お肌をツルすべにしてくれます。

塩化物 899mg

塩素イオン、つまり食塩。
舐めると微妙にしょっぱいのはこの成分の為です。この塩がお肌をパックして包み、熱を体内に閉じ込めるんです。

炭酸水素塩泉 717.6mg

この泉質が優れているんです。何と皮膚の表面を柔らかくして石けんのように汚れを落とす何とも嬉しすぎる働きがあるんです。
この成分こそ美肌(美人)の湯と声を大にして言える所以なんです。

pH（ペーハー）8.7

pH7.5 以上は弱アルカリ性を表し、これもまた美肌に良いとされる値です。
お肌にも優しいから赤ちゃんも安心。

メタケイ酸 84.6mg

肌の新陳代謝を促進してツルツルにしてくれる美肌成分、メタケイ酸の含まれる温泉に入ると肌のセラミドを整える作用が期待できるそうです。
50mg以上なら効果あり、亀山温泉はそれを上回る含有量。

ヨウ素（ヨード） 1mg

ヨードといって思い浮かぶのは、うがい薬や消毒液で使われるのヨード液などでしょうか。
日本は世界第2位のヨード産出国で、世界のヨードのおよそ3割を産出しています。そして、そのほとんどが千葉県産です
実は亀山温泉にもヨードが1mg含まれています。温泉につかりながらこんな豆知識を披露されるのはいかがでしょうか♪

成分総計 2.70g/kg

亀山温泉には以上のような成分が1リットル中に2.7g含まれています。
これが多いのか少ないのか、実際はよくわかりませんよね。
一般家庭のお風呂を想像しましょう。容量は大体200リットルくらいでしょうか。
そこに入浴剤をひと袋入れたとしましょう。入浴剤一袋っておよそ30ｇくらいでしょうか、 200リットルに対して30ｇであるならば、1リットルにすると0.15ｇということになります。
つまり亀山温泉は家庭の入浴剤を入れた人工温泉の18倍
家庭用浴槽に入浴剤18袋投入するくらい、成分があるという話です。
すごい温泉ですね！

主な泉質別適応症

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進、きりきず、慢性皮膚病、やけど、虚弱体質、慢性婦人病 など