亀山温泉だより

今期のドイツ村イルミネーションの開催期間が決まりました!

「東京ドイツ村イルミネーション2023」

約1ケ月後の「2023年10月27日から2024年4月7日」になります(長丁場!)

東京ドイツ村のイルミネーションは大人気のため周辺道路も連日渋滞、本記事を書いている自然体験担当のミドリマン(豊島)はドイツ村の近くから通勤しており、渋滞にはまって脱出できなくなった経験が何度もあります。

そこで!

東京ドイツ村のイルミネーションをご鑑賞の場合、当館からは「朝食付プラン」をお勧めいたします!

当館の朝食には「卵1個、海苔1枚に至るまで地元食材へのこだわりがございます」


千葉への観光なら千葉県産食材にこだわり抜いた当館の朝食がオススメです!


当館の所在地である千葉県君津市は卵が名産、鮮度バツグンでハリ、色合い、味の濃さが違います!


当館の最終夕食枠は19時で丁度イルミネーションの時間と重なります、渋滞のなか無理してチェックインに急ぐよりもイルミネーションを楽しまれてから、ゆっくりとお越しいただく為に夕食無しの「朝食付プラン」をお勧めいたします。

絶品卵掛けご飯は、千葉県のアンテナマガジン「ぐるっと千葉」に取り上げられたこともあります!

また東京ドイツ村から当館までの道中には、夕方以降に食事できる場所がほとんどございません、イルミネーションご鑑賞と共に現地で夕食は済ませることを併せてお勧めいたします。


千葉県産海苔とは「江戸前」のこと、近場で養殖された海苔はミネラル成分がたっぷり!


チェックインが遅い分、温泉は朝9時半まで夜通しOK!朝日を浴びながらご入浴が可能です(画像は貸切風呂)


朝9時半までご入浴が可能な大浴場(木曜日と金曜日は9時まで)


詳しくは「東京ドイツ村HP」をご確認ください。


こちらも湖畔のイルミネーション!!ご到着が遅くなっても、真っ暗な亀山湖に豪華客船のように明るく浮かぶ当館が目印です。


東京ドイツ村イルミネーションご鑑賞の際には、どうぞお立ちよりくださいませ。

千葉県産食材にこだわり抜いた朝食×温泉×おもてなし亀山温泉ホテル朝食付プラン」で決まり!

遅いご到着でもスタッフ一同、おもてなしの心でお待ちしております。


メスは真っ黒、オスは胴体がグリーンメタリック色です(この個体はオス)


亀山湖周辺に生息しているハグロトンボは、ヒラヒラと舞うように飛ぶ姿から別名「神様トンボ」と呼ばれる水辺の人気者です。

最近は水辺の生息環境の悪化から、東京では絶滅危惧1類に指定されるなど急速に個体数を減らしていますが、自然の残る亀山湖周辺には、まだまだ生息しています。

昆虫採集にいらっしゃる方もお見掛けします、必ずは見ることができないので確率が少しでも上がるように、コツをお教えしておきます。

【其の一】風が穏やかな日を選ぶ
風が強いと風をよけるために、森の中や草むらの中に入ってしまいます。ヒラヒラと風を受けやすい構造のハグロトンボは糸トンボの仲間、他のトンボと比べて風に弱いです。

【其の二】朝夕がチャンス
日中もいますが、朝夕が活性が良いようです。人間と同じで日中は日陰で休んでいるのかも知れませんね。

【其の三】執着を捨てる
トンボにはトンボの生活リズムがあり、私たち人間のリズムに合わせてくれる訳ではありません、他にはどんな生き物がいるかな。。?と、視野を広げて他の生き物を観察していると、執着が無くなった頃にフッと姿を現してくれたりします。

いくつか出やすいポイントも知ってますので、気軽にミドリマンに聞いてくださいね。

また、昆虫採集は虫さんの観察を終えたら元の場所に逃がしてあげてください、そうすれば卵を産んで来年も再来年も、私たちの次の世代まで個体数を減らさず、持続可能な昆虫採集が楽しめます。


清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)は千葉県を代表する観光スポットです!


リトリート担当のミドリマンです。

今日は、当館近くにあります観光スポット清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)の歴史について、ご案内をいたします。

時期によって滝に射し込む光が、ハートの形になることでSNSを中心に有名になったスポットです。


ハートの形になるのは3月、6月の早朝です!


光が射し込まない時はこのようなトンネルになっています。


実はこのトンネル、約350年前に人の手によって掘られた手掘りトンネルです。



時は元禄、1世紀の間に1200万人の日本の人口が2800万人へと2倍以上に一気に膨れ上がった空前のバブル期、日本史上稀有な景気拡大&人口爆発期です。

単純計算でも2倍以上の米が必要になり、全国では新田開発が盛んに行われました。


黄色の線が元の川(笹川)の流れ、狭くなった2点間をショートカットして生まれたトンネルが濃溝の滝・亀岩の洞窟です。


丘陵地帯の多い千葉県では、平地の多くは既に田んぼになっていました、そこで私たちのご先祖は妙案を思い付きます。

Uの字に蛇行している千葉県の川の特徴を活かして、2点間が近くなっている所をトンネルでショートカット。


濃溝の滝・亀岩の洞窟の正体は新田開発の為に掘られた手掘りトンネルです!


そして、干上がった川底に土を入れて(×印の部分)田んぼにすることに!見事に米の増産に成功しました!

この千葉県ならではの新田開発工法を、川廻し(かわまわし)と言います。



今は観光地として木道が設置され、遊歩道になっているこの場所が新田開発された川底です、もちろん昔は田んぼでした。

川底の地形はホタルの生息地として理想的で、ホタルの名所としても有名です。


この新田開発ラッシュの50年後、この人が米価安で大変な思いをすることになります!


全国的に米の増産が盛んに行われた1600代後半でしたが、元禄期が終わり1700年代になると人口は横ばいに、今度は新田開発し過ぎたツケで米が余ってしまい、米の値段は半分以下になってしまいました。

コメ将軍と呼ばれた8代将軍「徳川吉宗」が大変苦労することになりますが、それはトンネルが出来てから50年後の話。

こんな歴史がある清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)も、今ではすっかり千葉県を代表する有名観光地、紅葉にはまだ早いですが猛暑は9月も続く予報です、清水渓流広場に涼みに出かけませんか?


【電車でお越しの方】
JR久留里線(久留里駅から上総亀山間)が、線路の安全確認の為、本日9月9日(土)は終日運休の見込みです。

最新の情報につきましては、JR東日本運行情報からご確認をお願いいたします。

【お車でお越しの方】
当館までの道中で、片側交互通行箇所はあるものの、通行止めなどの情報は入っておりません。

ただ雨水を含んだ土砂が道路に流れ出して、スリップしやすい箇所もございます。

スリップしやすい箇所に気を付けて、どうぞ安全運転でお越しくださいませ。