亀山温泉だより

http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12353_ph221022

今年2022年の「オリオン座流星群」は10月22日です!

極大(流れ星が最大になる)時間帯は深夜から明け方にかけてですから、実際の観察は
21日の夜に行うのがお勧めです。

さて、毎年、同じ時期に起こる数々の流星群ですが、実際には向こうからやってくるのではなく、
彗星が残したチリ(数ミリの岩石や氷の欠片)の層に、地球が突っ込む事で起こります。

地球は1年で太陽の周りを一周し、毎回同じ時期には同じ場所を通りますから、同じチリの層に
突っ込み、流星群が起こります。

オリオン座流星群は1986年に地球に接近して大ブームとなった「ハレー彗星」が残したチリの
層で起こる流星群です。

「オリオン座流星群」「ペルセウス座流星群」など、星座の名前が付いているのは、その星座
方面が放射点(そちらから流れ星が飛んでくる)と言う事ですね。

しかし、流れ星は全天に起こるので、一か所ではなく全天をまんべんなく見るのが流れ星観察
のポイントです。


もちろん私(亀リト担当ミドリマン)も奥房総の秘境ポイントで観察しています!

皆さまも街明かりの少ない場所を探して、流れ星を観察してみませんか?

毎年、流星群を観察していると、昨年はダメだったけど今年は良かった等、楽しい
思い出作りになります。

流星群観察の習慣を持つのはお勧めです!