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ビオトープで冬の生き物探し

 

皆様は「ビオトープ」という言葉を聞いたことがありますか?

日本語に訳すと「生物空間」と呼ぶそうで、生き物が他の環境と独立した生態系を持つ場所を指します。

例えば、TOKIOの人気番組「鉄腕ダッシュ」では、都会の屋上に、いろんな生き物が生息するビオトープを作ったり、テレビ番組以外でも公園や学校、庭など様々な場所でビオトープは作られます。

こうして見ると、ビオトープは「作るもの」とイメージがありますが、そういう訳ではありません。

ここは地元の野菜洗い場&イノシシの解体場!そこが天然のビオトープになっています。

亀山湖は、とても水に恵まれた地域で湖に流れ込む様々な支流や沢があります。

この場所は、古くから地元の野菜洗いや、イノシシを解体した際に血を流したりするために、沢の流れを上手に流して水洗い場を設置しています。

この場所が、まさに天然のビオトープ(生物空間)になっていて、エビやザリガニ、カエルやヤモリなどの両生類、タニシやカワニナなど豊かな生態系を育んでいます。

冬場はエビも冬眠中かな、、と思って泥をひとすくいすると、、

アメリカザリガニしか捕れませんでした。。

こんな、山奥にまで外来種が侵食してきていますね、、残念。。

何とかして、地元のビオトープを守って行こうと思います。