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リトリート研修会に参加してきました!

先日、横浜で開催されたリトリート研修会に参加してきました!

研修会と言いましても、友人の医師(メンタルクリニック院長)が主催する交流会のような任意の集まりです。

参加された方は、ほとんどが医療関係者です。薬物依存専門の病院に勤めている方や、看護師さん、出張看護ステーションを自力で立ち上げた事業家さん、いろんな方が参加されていました。

テーマは森の資源を使った作業療法のようなセラピー手法を学んだり、マインドフルネスを学んだり、統合医療(西洋医学と東洋医学の両方)寄りの内容です。

落ちている小枝など、森の資源を集めたカトラリー作り、もの作りに没頭するのは最高のリフレッシュですね。

皆で作ったカトラリーを見せ合いっこ、小枝を削ったり、磨いたり、夢中になって作りました。

マインドフルネス実習、実際に医療の現場で治療としてマインドフルネスを実践している先生を講師に、マインドフルネスの理論や方法を学びます。

林間学校を思い出す夕食!!この合宿感がたまりません!!美味しかった!

夜は焚き火を囲んで座談会!!みんな、それぞれの立場で行っている事や、今、抱えている問題点や課題などをシェアして行きます。

やっぱり「話す」ことは「放す」こと、そして「離す」ことだと思いました。

それぞれの課題などを話して(話す)→自分からアウトプットする(放す)→自分と問題点を分離して(離す)

日常から離れて(リトリートして)そこから普段の自分を眺めると、客観的な自分の立ち位置なり、課題などが見つかって行きます。

「話す」→「放す」→「離す」

このプロセスが出来るのは、現実からしばし離れるリトリート研修だからこそ出来る事、日常に埋没していたら、なかなか自分自身の事を客観的には見れないですから。

そして、このプロセスは、よくよく考えたら亀リトでも日常的に行っている事です。

それを、実際に精神病院の院長さんや専門医さんと一緒にやると、何か説得力が違ってきます(笑)

ただ、亀リトでやっている事は、医療でも治療でもないけれど、リトリートの方向性としては正しい方向に進んでいるとの確信を得ることが出来ました。

翌日はシンプルに森林浴!!これが気持ち良い!!気持ち良く手を広げたところを後ろから激写されていました(笑)

ハイキングコース最終地点、山頂付近の広場でオカリナ演奏!!今回は参加者兼、オカリナ奏者が私の出番です。

皆さん、大変喜んでくれてリトリート研修会の良い余興になったようです。

名残惜しいですが、1泊2日のリトリート研修会はこれで終了です。

冒頭のように、この集まりは森のセラピーなどに関心がある医療関係者を中心とした任意の集まりで、また定期的に開催されるようです、私もまた参加したいと思います。

マインドフルネスや気功法などは私も得意ですが、私は医療現場ではなく民間のグランピングや温泉旅館でリトリートを行っているため、それらのスキルはあまり出す機会が少ないのが現状です。

次回、森の中での気功法なら私もシェア出来ますよ、と代表者さんにお伝えしておきました、次回はオカリナ演奏以外にも気功法の講師で出番があるかも知れません(笑)

自分自身も、定期的にリトリートに参加して、どんどん外から情報なり技術なりを吸収して行きたいと思っています。

特に「思いがけなさ」がリトリートを仕事にしている自分にとっては大事で、こういう場に誘って頂いたり、新しいセラピーの方法だったり、新しい人、場所との出会い、意外なお声がけ、などなど、

自分の器を日頃より少しでも大きくしておくことで、新しい情報や学びもスルッと入ってきますし、こういったご縁や機会を活かして行けると思います。

リトリートの学びに天井無し、今後も学び続けて行きたいと思います。