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自分のリトリート

涼しくなりましたね(と、言うより寒くなりました)

夏の猛暑が嘘のように、一気に秋がやってきました。

毎年、繁忙期を終えたタイミングで自分のリトリートに行っています。

昨年の自分のリトリート

リトリートを仕事にしているんだから、リトリート要らないじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが(笑)そんな事はありません。

日常から離れる事でしか見えない事、気づかなかった自分というものはあるもので、転地療法(リトリート)は、どんな人にとっても定期的に必要な事だと私は思っています。

今年は、リトリートグランピング千葉亀山が㋄3日にオープン、4か月間ほぼ満室稼働で、私も纏まった休みを頂くのは難しかったのですが、10月から少し空きも出てきたのと、現場はスタッフにかなりの割合で任せられるようになり、1泊2日ですが自分のリトリートに行ってきました。

まず日中は東京のヨガイベントに参加!一番左が私です。

ヨガニドラと呼ばれる、リラクゼーション中心のヨガを体験して、同じイベント参加者とも、こうして10年の知己のように仲良くなりました!

1dayリトリートや、レイクリトリートの湖畔ヨガに参加された事のある方はお分かりかと思いますが、最後の自然と一体化していくガイドの時は、このヨガニドラの手法を取っています。

ヨガはサンスクリット語で「つなぐ」という意味があり、元々は心と体を繋ぐ意味で使われていましたが、今はもっと広義で解釈できると思います、自然と人が繋がったり、こうしてヨガ友と繋がったり、ヨガニドラの体験が仕事にも繋がったり。

ヨガの「つなぐ」を広義に捉え、人生や仕事に繋げて行きたいなと改めて思いました。

その後は埼玉の断食道場「リフレッシュの森」にチェックイン。

なぜ断食道場へリトリートかと言いますと。。私(豊島)が運営している自然学校で、近くの断食道場はぎのさとさんのアクティビティを担当する事になって、ぬぬぬ。。断食道場。。食を断つとはワタクシの一番苦手な分野。。と思いながら勉強も兼ねて参加してみることに。

夜にお腹ペコペコになったら辛いだろうなぁ、と思ってすっかりビビっていた私は、一番緩めな断食道場を探して半断食コースのあるリフレッシュの森に行くことにしてみました(笑)ここなら大丈夫かと。

私はどこに行っても、スタッフさんや他のゲストさんと仲良くなるタイプです、千葉でグランピングの責任者しているんですよ、趣味はオカリナですかね、自然ガイドや星空観察の時に吹いたりするんです、なんてスタッフさんと雑談で話していたら「じゃぁ、夕食の時に吹いてよ!」と言われて、夜はスタッフさんや他のゲストさんの前でプチ演奏会!

皆、真剣に聴き入ってくれました、何曲か吹いて拍手喝采!嬉しかった!最高の気分です!!

今はリトリートグランピング千葉亀山の仕事で予定パンパンですが、数年前はよく亀山温泉ホテル本館でも夕食時にオカリナ披露していました、お誕生日の方がいる時はハッピーバースデイの演奏をオカリナで吹いたりして、他のお部屋の方も口ずさんでくれて盛り上がりました。

グランピングの仕事との兼ね合いで、時間的に出来るか分かりませんが、リクエストありましたら気軽に言ってくださいね、何とか調整できるかも知れません。

そして、夕食は半断食のマクロビオティック食!

夜中にお腹空いた!死ぬかと思った!(笑)

多分、私は他の人よりも新陳代謝が良いのだと思います、人より多くのカロリーを必要とします。

通常の断食コースの方は酵素ジュースだけだったので、すごいなぁ、と感心してしまいました。

リフレッシュの森では、滞在中のゲストを飽きさせないように様々な講座を用意していて、ハンドアロママッサージの体験会に参加したのですが、他の方とハンドマッサージし合った時に、私の手があまりにも高体温で熱いので、他の参加者が驚いていました。

もしかしたら私の新陳代謝なら、普通食でも半断食になるのかも知れません、普段は普通の成人男性より、食べ過ぎでかなりカロリーオーバーしていますが、人より良くカロリーが燃えて体温が高く、多くのエネルギーを出しているようです。

人に元気になってもらう仕事をしていますし、エネルギーが溢れているのは良い事かなと思います、機会あれば私の手を触ってみてください、気功でいう「気」が出ています(笑)

夕食後は空腹をこらえながら、ひたすら読書です。

起業家育成で有名な福島正伸氏のメンタリングマネジメント、こちらは自分で持って行ったものです、自分でも熟読して帰宅したら亀山温泉ホテル代表にプレゼントしました、共感と感動をベースにした福島氏の話は、とても興味深く自分が読むだけでなく、多くの人に共有したいと思いました。

その次は、タイトルは忘れましたが、リフレッシュの森の蔵書である経営コンサルタント故船井幸雄さんの著書です。

哲学系の著書で、人の道や運・不運など「ツキ」に関する事が書かれています。

読み進めるうちに、こんな一文に出合いました。

ついているものとは、外部の物や人だけではありません、自分の中にもツイているものは必ずある物です

ふむふむ、、必ずある、、何だろう。。?

「例えば、仕事がうまくいってなくても、家族や友人たちとの関係が良好だとか、ツキに見放されたと思う時でも、趣味に没頭すると楽しめるとか、自分の中で伸びている物があるはずです。これらの部分がついている部分であり、これらに力を入れる事は、ツキと付き合うことになります

これだ!!我が意を得たり!!リトリート中の気づきを得ましたよ!

仕事がうまくいっていないとは思っていないけど、それなりに諸々課題はあったり壁にぶつかったりはあります、組織に所属する者として自分ではどうすることも出来ない現実や問題に葛藤することも、つまりは皆様と同じです。

でも、こうしてオカリナ吹いたり、リトリートに出たりすることで、人前でオカリナを演奏する機会を得たり、転地でリフレッシュする事の大切さを身を持って証明することが出来ます。

この部分が、私にとってのツキなのかも知れません。

私もリトリートの仕事で、皆様のツキを上げる機会をお届けしたいな、なんて思いました。

あまり遅くまで起きていると空腹も辛くなってくるので、風呂(酵素風呂が用意されていました)に入って気付きを得た興奮を冷まし、早めに眠りにつきました。

その2に続く。