ブログ

【自分のリトリート5】シンギングボウル

【2024年6月13日記事】

亀山温泉ホテルの休館日、私は自分のプチ・リトリート(略してプチリト)に行って来ました!

自然と触れるのは日常の仕事なので私は逆に、たまに都会に出て(リトリートして)都会の中の自然、自分の中の自然を感じる旅を楽しんでいます。

横浜駅周辺、六本木ヒルズ周辺、東京駅周辺に続いて、今回の自然探しは「渋谷」です!広尾のカフェで一息、店頭に虫除けがぶらさがっていたので「よく蚊がでるのですか?」と店主に聞いたら「ええ、それはもう、いっぱい出ますよ」と。

U字溝はあるので、そこからボウフラ湧き、蚊が大量発生するのでしょう、都会は蚊のエサ(人間の血)はいっぱいありますから(笑)

蚊を捕食するトンボやコウモリなどの小動物がいないのも問題だと思います、食物連鎖の最下層の蚊はいても、蚊を捕食する、その上の生態系が無い、蚊は捕食されないから増え続けます。

いるのは、食物連鎖の頂点の人間のみ。

食物連鎖の最下層の生き物「蚊」が、食物連鎖の頂点「人間」を捕食(血を吸う)するというのは、何か不思議ですね。

改めて、生態系ピラミッドは、最下層だけでなく頂点だけでもなく「分厚い中間層」があることで、豊かな自然が保たれているのだなと改めて思いました。

さて、広尾のカフェで時間を潰したら、これからの今回の本題です。

夜にシンギングボウルのワークショップが開催され、それに参加するために広尾にやってきました。

シンギングボウルとは、仏具と同じ製法や金具で作られた楽器の事で、最近ではヒーリングやセラピーの分野でも使用されているようです。

開催まで、1時間以上、この周辺でしばし自然散策を楽しみます。

周辺には樹木葬などを行っているお寺さんもあり、都会のオアシスのような場所になっていました。

道沿いを歩いていると「ヤマモモ」を発見!

こちら亀山湖は、まだヤマモモは実っていません。

渋谷の方が、少し季節が早いようです。

地面に落ちたヤマモモ、地面に手を当ててみると地熱がたっぷり残って熱いくらいです、都会はコンクリートジャングルと呼ばれますが、

こうしてコンクリートやアスファルトが日中の太陽熱をたっぷり吸収して、夜に熱を放出し続けるので、夜は熱帯夜になることが良く分かります。

都会はエアコン必須な事が分かりました、またこうして都会は蓄熱するため、季節が進むのも早いですね。

亀山湖畔は、地面は土や水(湖)ですから、夕方になったらスーッと気温が下がってきます。

亀山温泉ホテルの中庭が、夕方に涼しいのはそのためですね、皆様、温泉上がりに中庭で涼を取っている姿を、よくお見掛けします。

その後は、お寺の縁側に腰かけます。

私はセラピスト上がりです(というか今もセラピスト)もう指導者無しでも自分で瞑想をすることが出来ます、かつては禅寺での座禅会も良く参加していて、座禅会以外で住職とサシで座禅することもありました(お寺さんは別のところです)

ひとり、目を閉じ、しばしの静寂を味わいます。

お寺の門をくぐると、外は渋谷の雑踏が広がっています、外からの音は、それなりに聞こえて来ますが、それでも渋谷とは思えない静けさです。

自然を周囲に求めるだけでなく、自分自身も自然の一部、静寂や安らぎといった自分の中にある自然とつながることも、リトリートでは大事なことだと思います。

心をコップの水と思えば良いと思います、いつもイライラしている人は、水面が波立っている状況です。

人に当たるような人は、心が揺らぎ過ぎて、コップから水がこぼれている状態で、止める方法を知りません。

あがいたり、もがいたりせず、ただ静かに目を閉じることで、水面は随分と穏やかになってくるものです。

さて、徒然とプチリト中に感じた事を書いて行きましたが、夜になり、ようやくこれからがワークショップ開始です。

今回は、あまり参加者が集まらなかったらしく、参加者は私一人でした。

講師の先生とマンツーマンでのワークショップです。

部屋を暗くして、シンギングボウルの音を身体に響かせたり(音は、上手く言葉では表現できない音ですが、やっぱり仏具系の響きがあります)

講師の先生は、インドのヨガを修行された方で、ヨガのポーズも取って行きます。

画像は長野県で開催したワークショップの様子、クリスタルボウル奏者のKAJIさんと、

私はかつて、クリスタルボウル奏者のKAJIさんと、クリスタルボウル演奏とヨガのワークショップを開催したことがあります。

音は違えど、その時を思い出しました、この時はクリスタルボウル演奏がKAJIさん、私がヨガを担当しましたが、それを一人でやられている感じです。

ヨガは先生がマントラを唱えたり、おじぎのような動きがあったり、照明を落とした室内で精神的な修行のような雰囲気があるインドヨガと言った感じでした。

最後のシャバアーサナ(安らぎのポーズ)では、身体全体が音で響いているような、シンギングボウルの振動が移ったような感覚です、水に浮かんでいるような感覚、とてもすっきりして良いヒーリングセラピーを受けた感じです。

都会にも、オアシスのようになっている場所があるんだなと改めて思いました。

こうして、更にリトリートの探求は続いて行きます。

※2025.7.21追記

この時は、まだプチリトとリトリートの区別は自分の中で曖昧でしたが、今では下記のように私は定義を分けています。

①リトリート=休日などで日常から物理的に離れるリトリート

1dayリトリートや半日リトリートなどの短時間も含み、自分が移動して社会的な箱や枠組みなどの外に出るイメージです。

②プチ・リトリート=日常の動線の中で、ちょっと工夫して行えるリトリート

例えば通勤時に一駅前で降りて歩いて帰る、昼休みに近くの公園で外の空気を吸う、デスクで1分瞑想など、自分は社会的な枠組みや箱から移動して出れないけれど、中から箱の蓋を空けるイメージです。

 


【追記】自分のリトリート実践例です。

自分のリトリート1

自分のリトリート2

自分のリトリート3

自分のリトリート4

自分のリトリート5

自分のリトリート6

自分のリトリート7

自分のリトリート8

自分のリトリート9

自分のリトリート10

自分のリトリート11

自分のリトリート12

自分のリトリート13

自分のリトリート14

自分のリトリート15

自分のリトリート16

自己リトリート17

自己リトリート18

自己リトリート19

自己リトリート20

リトリート番外編

リトリート休養術