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私の師、故北村重憲氏(その2)

北村さんは、いつものようにセラピストの皆と合流して、お互いの夢を語り合っていました。

こうして自分より若い世代と合流して夢を語り合うのは北村さんにとっても、とても大事な時間のようで、とても笑顔が魅力的な方です。

北村さんはカルクナーレ研究所という、使われていない保養所を改装したセラピスト達のシェアハウスを作り、セラピスト達はそこに住み込みながらサザンクロスだけでなく伊豆の各エリアにアロマセラピーなどの出張施術に行っていて、皆さん、とても充実した様子で私にとっても楽園のような場所です。

私もその日はカルクナーレ研究所に泊まる予定でいたので、お酒も飲み楽しく過ごしていたところ。

北村さんから「豊島くん、ちょっといいかな」と声が掛かりました。

何だろう。。?と思って付いて行くと、カルクナーレの地下室に案内され、そこはミーティングルームのようになっているようでした、ホワイトボードもあります。

面談のように正面に座り、北村さんは静かに語りはじめました。

「伊豆に来て、私と一緒に暴れないか?」

師は私の勤めるテルムマランが、元々の転地療法(こちらは海の転地療法なので海洋療法といいます)路線から外れ、都市のエステ施設のようになってきていることを知っていました。

自然療法のセラピストである私も、それを気にしていて満たされていないことを師も知っています。私は方向性が変わってきた現職に不安を覚えていて、でも自分はリトリートを目指したい。

その夢を捨てきれず、アクアダイナミックス研究所の研修会に積極的に参加したり、同じ志を持つセラピスト達との交流を大切にしていました。私も会社の外に可能性を求めていた時期です。

伊豆の方が、私の求めるリトリート路線が実現できるんじゃないかと思いました、師の目指す方向としても私が進みたい方向と一致しています。

その数か月後、何回も面談を重ねて私はテルムマランを辞め、伊豆に向かうことになります(完結編に続く)

 

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【追記】自分のリトリート実践例です。

自分のリトリート1

自分のリトリート2

自分のリトリート3

自分のリトリート4

自分のリトリート5

自分のリトリート6

自分のリトリート7

自分のリトリート8

自分のリトリート9

自分のリトリート10

自分のリトリート11

自分のリトリート12

自分のリトリート13

自分のリトリート14

自分のリトリート15

自分のリトリート16

自己リトリート17

自己リトリート18

リトリート番外編

リトリート休養術