どんな夢でも叶う
よいリトリートが出来た時に思うのが「どんな夢でも叶うんじゃないか?」という、さまざまな制約から解放された時の気持ちです。私も、先日、湘南のリトリートで感じました。

その時は、確かにそう思うのですが、そう現実というのは甘くなく(笑)現実の世界に戻ると、毎日、様々な壁にぶち当たり、、でも、確実に近づいてきている実感があります。
1つ前のブログで、リトリートの同志と語り合った時に、山原さんが大企業のソニーを退職して、企業研修講師で起業したきっかけが「もし、何の制約も無ければ何がやりたいですか?」というビジネスコーチからの「問い」だったそうです。
私は、この「問い」を、いつも自然から投げかけられている気がします。
自然は基本、自由です。最初から何の制約もありません。

「豊島大輝さん、あなたはどうしたい?」
私は、その答えを既に持っています。
・リトリートの協会を作って、私の志を受け継ぎ、更に進化して高め合っていくリトリートガイドを育てていくこと。
・響き合うチームと、共に今を味わいながら、それらを実現していくこと。
そして、癒しだけが自然ではありません、時に「超スパルタ」な試練を私に与えてきました。


2019年9月9日、令和元年の房総台風で、それまで準備してきたリトリートの拠点が被災。
しかもその5日後、9月14日(土)からは、企業と一緒に準備を進めてきた山のリトリートが始まるはずでした。
夢が叶う5日前に、すべての夢が吹き飛ぶ、そんな経験をした人は、そう多くないと思います。
今考えると、自然はこのような「問い」を私にしてきたのかも知れません。
「プロジェクトが吹き飛んで、たった一人になってもやり抜けますか?」
「リトリートの実現に、どんな苦痛を伴う困難があっても、あなたは乗り越えていけますか?」
「誰にも理解されなくても、自分の信念を発信し続けられますか?」
「どんなに周りから否定されても、陰口が耳に入っても、自分だけは自分を信じ抜くことは出来ますか?」
「夢の実現に向けて仲間が見つからなくても、その孤独に耐え続けることは出来ますか?」

私はその全てに、心の底の底の、そのまた心の底から「はい」と答えられます。絶対に嘘じゃない。リトリートを繰り返してきて、その気持ちに何ひとつの偽りがないことを私は知っています。
そして実際に、そう生きてきたし、これからも、そう生きていきます。
最近、SNSでもビジネスの世界でも、自分を大きく見せようとしたり、本当の自分を隠して器用に立ち回る人が増えてきたように思います。
でも、そうやって自分を偽っても、本当の意味では、人の心には届かない気がします。何か、うわべだけ上手な発信を見てても響かないんですよね。綺麗に作り込んだインスタとか見ていると、無理してリア充を演じているように見えます(そうじゃない人はごめんなさい・笑)

それより、どれだけ時間が掛かっても、ちゃんとリトリートで自分と向き合い、自分に正直に生きた人の方が、結局は一番近道をしているように思います。少なくとも私はそう信じて自分のリトリートを繰り返しています。
リトリートとは、そういう「まっすぐな自分」を取り戻すための時間。私はこれからも、そんな場を作っていきたいと思います。
自分のリトリート実践例です。
【リトリート番外編】
【リトリート休養術】



