6月20日、21日、25日、蛍ツアー追加!
いよいよ、蛍の乱舞がピークを迎えましたね、今日、明日、そして25日とホタルツアーのリクエスト追加を行います。
何か、コンサートの追加公演みたいですね(笑)大人気で本当に嬉しい限りです。
先週末の募集では定員を上回る蛍ツアーのお申込みがあり、改めて自然への関心が高まっているんだなと感じました (土曜日は雨で痛恨の中止)
今日、明日は既にご予約を締め切っているのですが、25日は、あと4席、ワゴンの座席が空いております。
1家族なら参加できます、ご都合つきましたら、どうぞお申込みください。
また、7月頭位までなら、全国の各ホタル観察スポットで蛍観察を楽しむことが出来ます。
ミドリマン(亀リト、豊島)から、蛍ツアーにご参加出来なかった方向けに、蛍観察のポイントをお話しておきます、このような視点で観察してみてください。
【蛍観察を楽しむコツ】
①源氏ボタルと平家ボタルを見わける。
昔の源平合戦は、源氏が勝ちました。そこで、光の勢いが強い種を「源氏ボタル」光が弱い種を「平家ボタル」と分けています。上の方を飛んでいる蛍は、ほとんどが源氏です。平家ボタルは下の方でピカピカとイルミネーションのように短い周期の点滅をしながら光っています。平家は、とても光が弱く光の周期(点滅スピード)が明らかに違うので、光の周期を観察してみましょう。
②水の中を覗き込む。
実は蛍は幼虫も光ります。蛍ガイドの時に、参加者じゃない方たちは、私たちが木道にしゃがんで、水中を覗き込んでいるのを見て「なになに?何やっているの??」と不思議がっていました(笑)水中に棲んでいる蛍の幼虫の光を探していたのです、水中のかすかな光を見つけると、本当に感動します!
③暗闇を「ガン見」する。
森の中、特に木々が茂る方向を「ガン見」してみましょう、ガン見とは「じっと凝視する」と言う意味です。実は、飛んでいる個体のほとんどはオス、メスは木の葉っぱに泊まって微かな光を放ち、オスが下りてくるのをじっと待っています。数十秒、森の中を「ガン見」していると、おびただしい数のメスが森のなかにいる事が分かります、微かな光が星粒のようにフワ~~っと浮かび上がってくる瞬間は驚きの一言です!
④蛍のカップリングの瞬間を探す
オスが葉の所に下りて行くと、メスが反応して光り始めます。光の周期が同じになってきたらカップル成立、光の周期が合わずに、お互いに別々の所に飛んで行ってしまったらカップル不成立です。
⑤一緒に星空観察もしてみる。
夜空を見上げる事は、そう日常ではありません(私は毎日見上げていますが)この時期、真上にあるのが「春の大曲線」と呼ばれる、北斗七星からアルクトゥールス、おとめ座のスピカまでの大カーブです、また「かんむり」と呼ばれる輪っかの星座も、ほぼ真上に見えます。
以上、この5ポイントを意識してご自身でも蛍観察を楽しんでみましょう。
【蛍観察の注意点】
①虫除けスプレーを使わない(蛍は虫です)
②スマホや懐中電灯など、光を出す機器を使わない(蛍を惑わしてしまいます)
③蛍を捕まえない(蛍はカップリングの為だけに、この時期出てきています)