視察体験の声:経営者のマインドフルネス
少し前の視察になりますが、企業研修の会社を経営する経営者3名を「マインドフルネスの岩」にご案内しました!!
経営者の城貝さん(左)と柳沼さん(右)
画像は私サイドにいたもう一人の研修会社経営の星さん(亀山温泉ホテルもコンサルティングしてくださっていた方です)が撮ってくれています。
研修会社代表の星さん
前のブログ「タヌキの垂直崖登り」のように、私自身が誰よりも参加者さまと「原体験を共有」しているため、なかなか画像というものが残っていません。写真撮っておくと良いよ、と何回アドバイスを受けても直りません。
なので、視察体験やメディア視察にいらして、体験を撮ってくださる方をお待ちしています(笑)
せっかく豊富な現地でのリトリート体験があるのに、もったいないと感じて、最近では出発前にお客様の後ろ姿を撮らせてもらったりしています(現場に入ると、私も一緒に魚を追いかけていたりしますので・笑)
その中の城貝さんから、マインドフルネスの岩で過ごした時間の感想を頂きました!!
———視察体験のご感想——————————
(左の城貝さん)名もなき岩の上で食べたご飯が最高においしかったです。 仲間とともに話しながらマインドフルネスの岩を目指し山を登りながら、 自然を感じ、風や川の音を聞き、自分とも緩やかにつながる感じがしました。 岩の上に立ち、四方の山々を眺め、気持ちのいいひとときでした。
(右の柳沼さん)「マインドフルネスの岩」という名前がとても素敵で、そこに向かう道中から“今ここ”に意識を向けるスイッチが自然と入っていくのを感じました。 15分ほどの軽い登山も、ちょうど良い運動になり、頂上にたどり着いたときの達成感が心地よく、日常の喧騒から離れるにはぴったりのプロセスです。 岩の上でお昼ごはんをいただきながら、風の肌触り、鳥や虫、木々の音、遠くまで広がる景色、食事の香りと味、静けさの中での語らい——五感をフルに活かして過ごす時間は、まさにマインドフルネスそのものでした。 相手の話にじっくり耳を傾け、自分自身の心にも丁寧に向き合い、そして自然の中に身を置く。この「認める・味わう・整う」の循環が、本当に贅沢で豊かなひとときでした。リトリートにぴったりの場所です。
城貝さんとお話していて「どんな時が一番落ち着きますか?」と聞いたら「病院の検査でMRIを撮っているとき」と返ってきたのが衝撃的でした!!(笑)その時は、強制的に立ち止まる時間になるから、と。
右の柳沼さんも「会社を立ち上げて10年、こんな時間はじめてだ~」のようなことを話されていたように思います、本当に経営者さんって忙しいですね。
こういうマインドフルネスの時間で「立ち止まる」ことが大事で、そういう時間も経営者さんのリトリート合宿で必要だと思います、と私から提案しておきました。
しかし、全員たたき上げの社長さんだから持論が強い!近くのコンビニでおにぎりとか、お茶を買い込んで過ごしたのですが、社長さんトーク爆発で誰もマインドフルネスしていない(笑)
それぞれの社長さん持論全開です、何となく「伊豆の故北村さん」との時間を思い出しました(笑)
星さんもアツくなってきて「そうじゃないのよ!!私が大事にしているのはこうなの!」となってきたので、私がファシリテート役(交通整理)です。
私「まぁまぁ、ここは山の頂上、それぞれ登ってきた道が違うなら、見て来た景色も違って当然ですから、皆さんの事業もきっとそうじゃないですかね?」と、自然とマインドフルネスの岩では言葉が滑り出て来ました。
少し専門的な言葉を使うと、こういうトークを「ネガティブ・ケイパビリティ」と言います。
要は「答えを出さずに、今に留まる」ことです。じゃあ、星さんの意見にしますか、と一つの考えに纏める訳じゃなくて、皆、それぞれの持論があっていい、その違いを感じる時間です。
※ネガティブとは答えを出さないという意味であって、マイナス思考のネガティブではありません。
結局、太陽が西日に傾くまで、この場所にいました。1時間半?2時間、時間感覚を忘れるくらい、皆でここで語り合いました。
経営者の皆様にとっても、私にとっても、とても良い時間になりました。
忙しく意思決定をしている経営者さんさんこそ、時には立ち止まり、こうして「急いで答えを出さない時間」が必要だと私は考えています。
そんな時間を、ここ(マインドフルネスの岩)ではお届けしていきたいと思っています。