ブログ

一番好きな季節

さて、皆さまは一番好きな季節はいつですか?

私(豊島)は、このように自然と共に生きる生き方をしているので「この時期が一番好き」とか「この時期が一番嫌い」などは、あえて持たないようにしています。

そうじゃないと、嫌いな時期がきつくなりますし、来てくださるお客様に対しても、良くない事だと思って、どんな季節でも常に良いところを探しています。

さて、それでも「本当に、本当に好きな時期はいつですか?」と聞かれたら、私は12月9日から2月の末くらいまで、と答えると思います(笑)

さて、ここからは少し自然マニアな視点の話にはなってくるのですが。。

今年(2025年)の冬至(昼が一番短い日)は12月22日、しかし国立天文台が発表している今年の日没時間で見ると、四角で囲った「12月2日から12月9日」が日没時間の底で、12月10日から1分ずつ日が延びているのが分かります(千葉県の場合は)

夕暮れが延びると、春の訪れを体感として感じやすくなり、私の体はもう春に向かっている太陽を感知しています。

季節は太陽から遅れること2か月か3か月遅れでやってくるため、太陽はもう春に向かっている事になります。

2月ににもなれば、もう枯れ草の下には春の新芽が出てきています(千葉県の場合は)

以前にも、2月に山菜を探しにきたチャレンジャー2人が(おそらく、3月は休みを合わせられず、2月になったのだと思います・笑)いらした時に撮った画像がこの画像、枯れ草をかき分けたら春の新芽が出ていました。

私は、こうして春の気配を見つけるのが大好きです。

まだ、数分太陽は延びてきているだけですが、数分でも結構ちがいます。3日から5日で1分ずつ日は延びていきますから、日没を感じる生活をしていたら、お正月の時にはもう日が延びているのを実感できると思います。

私の母も「最近は日が延びてきたね」と感知していましたし、嬉しかったのはアウトドアショップの店員さんと話したとき、母と同じように「日が延びましたね」と店員さんも話されていて、ここで「自然と共に生きている人達」の共通点を感じて、ふと嬉しくなります。

チャレンジャー2人がやってきた2月末は、私も日本三大民間薬のひとつ「ゲンノショウコ」を見つけました!

こうして、寒さはこれからも増して行きますが、日に日に延びる日没や、普通の人ではなかなか見つけられない春の気配を見つけていく、この時期が大好きです。

こうして季節の移ろいを感じていると、私たちの時間感覚と、自然の時間感覚は、少しずれているのだなと思います。

寒さの中でも、太陽はすでに春に向かって動いていて、興味を持って生きていると、その変化が分かるようになり、分かる人同士の会話もマニアな物になってきて楽しいものです(笑)

そんな小さな兆しに気づける感覚を、忙しい日常の中でも、どこかで持ち続けていたいものです。

私とお会いした時に、どんな春の気配を見つけたか、教えてくださいね。