ヤドリギの気になる木
桜の時期も終わりですね、そろそろ散ってきました。あれだけ人を集めていた景色が、ふっと引いていくこの感じ、まさに日本の風情といったところでしょうか。
そんな中で、桜を見上げると、ああ、あそこにヤドリギがあるな、ってなる瞬間があります。
丸くまとまったあの塊、皆様はご存知ですか?

これがヤドリギ(宿り木)です!!見慣れてくると、すぐに目に入ってくるようになります。
ヤドリギは、地面からではなく、木の上で完結する木です。
よく幸運の象徴とか、クリスマスの飾りとか、いろんな用途で使われたり、開運的な意味が付けられているそうです。
鳥が実を食べて、別の木に運んで、そのまま枝に宿る。それがヤドリギです。
簡単にいうと「ヤドリギがある場所=そこに鳥がとまった証拠」
そんなヤドリギの生態を知ると、鳥との関係でヤドリギが立体的になる感じがあります(鳥もヤドリギも自然の循環の中の一部に見えてくる感じ)

特にこの「レンジャク」が種を運んできます。
「気になる木」だったものが「ああ、よく鳥が来る木だな」に変わります。
そして、ヤドリギの生態を調べていくと「木になる木」だったことが分かります(笑)
ただの違和感だったものが、関係性として見えてくると、一気に世界が深くなる。
桜は散っていくけれど、こういう静かな主役は、むしろこれからです。
上を見ていると、ぽつっと丸い塊、それを見つけた人は幸福になれます(そう信じましょう!・笑)
きっと、少し豊かな気持ちになれると思います。
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