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私の師、故北村重憲氏(その1)

皆様は、自分に大きな影響を与えた「師」と呼べる人物はいらっしゃいますか?

私は、いっぱいいます。

水泳を教えてくれた師匠から、オカリナの先生、ヨガや気功を教えてくれた先生、厳しかった会社の先輩、自然分野なら父、自然学校の地主さん、

コミュニティ作りの達人山の役割を教えてくれた山の達人など、その分野にはその師がいて、人生の要所要所で登場しては私の「その分野」を伸ばしてくれました。

こうして、こまめにブログを書くのも情報発信の「師」である当館代表の影響と言えます。

北村重憲氏(1942~2013)は、その中でも最大の師と呼べる方です。特定の技術ではなく経営やチャレンジスピリットなど、全人格的に大きな影響を受ける事になります。

伊豆のゴルフ名門サザンクロスの元オーナーで、日本のリゾート創世記から「滞在型リゾート」を提唱されていた方です。

サザンクロスリゾート

師は日本初のフィットネス情報誌「パースパイア」を創刊された方で、パースパイアの歴代の編集長はその後、次々に出世。例えば日本エアロビクス協会や日本フィットネス産業協会の初代事務局長は北村さんの下で仕事をした方々でした。

北村さんは先見の明と、人を育てるスペシャリストでした。

私はあるきっかけで、そんな北村さんから直接指導を受ける事になります(それでも出世できていないダメなわたし)

先日の三浦カズさんの記事の通り、私は同じく滞在型のリゾート施設であるテルムマランで元々は働いており、セラピストが常勤するタイプの滞在型リゾート施設は、私の知っている範囲では当時テルムマランとサザンクロス位しかありませんでした。

研修会は同じ場所アクアダイナミックス研究所に通い、私はサザンクロスのセラピストとも友人関係でつながりがあり、共に切磋琢磨してセラピーの技術を高め合います。

それはサザンクロスのスタッフに誘われ、遊びに行ったある日のことでした。

北村さんは、いつものように・・・(長文の為、その2につづく)