千葉房総の亀山温泉ホテル 公式HP | 源泉掛け流しの湖畔の湯宿

経営全般

旅館における労働分配率について当館は

今まで現場の事やりながら考えていたとは違って
結構ずっと数字とにらめっこしたり、社外交渉したり、銀行行ったり、計画造ったり
頭を使うことが多くなってきました。

御陰様でスタッフにも恵まれ、お客様への最前線には最高のスタッフがおもてなしをがんばってくれています。
サービス最前線にはパートナーである女将がみんなをリードしてくれています。

僕はと言えば・・・



真っ赤な亀Tを身にまとい、パソコンとにらめっこ。

いまにらめっこしているのは 亀山温泉ホテルの人件費についてどう改善していくかとういこと。

人件費を把握するうえで指標となる数字がふたつあります。
それが 売上高人件費率と労働分配率


売上高人件費比率とは、売上高に対する人件費の割合を言います。売上高から営業. 利益を算出する際に控除する「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に人件費が. 含まれることから、売上高人件費比率は、売上高営業利益率と表裏の関係にあります。

一方

労働分配率とは企業において生産された付加価値全体のうちの、どれだけが労働者に還元されているかを示す割合。これは「人件費/付加価値」で算出された%で表す。

分かりやすく言うと 1個300円の材料原価で作ったおまんじゅうを1個1000円で10個販売し、1万円売り上げがありました。販売するのにかかった時間は5時間で時給1000円で人を雇いました。
時給1000円の人を5時間雇ったので その日のお給料は5000円、その場合の売上高人件費率は 50%
つまり売り上げの半分は お給料に支払うということ。

材料費はは300円×10個で3000円
つまり売り上げの10000円から材料費の3000円を引いた7000円が利益

この利益に対して、人を雇ったお給料がどれだけの割合なのかの数字が 労働分配率です。
このケースで言うと 5000円÷7000円で 71%

なかなか高い数字ですね。
ここでいうFLコストという数字もあり、売上の中に原価と人件費がどれくらいかかっているかという数字なんですが、このケースの場合 80% ということになりますね。

これは非常に高い数字です。
もし経営を続けていくとなると、毎日2000円の中から 家賃や水道光熱費、保険料や広告宣伝費などを捻出していく事になりますね。

食材原価を下げるか、お給料の時給を下げるか、働く時間を短くするか、売上を上げるか
何かしらの手段を講じないと、赤字で潰れてしまいますね。

ってことで亀山温泉ホテルのとある4月の週の売上高人件費率と、労働分配率を計算してみました。


曜 日    売上高人件費率    労働分配率
土曜日      17.4%     20.4%
日曜日      35.4%     41.6%
月曜日      48.7%     57.3%
火曜日      40.8%     48%

ちなみに当社がお願いしている税理士法人のTKCのデータによると
平均的な旅館ホテルの
売上高人件費率は31.2%、
労働分配率は38.4% とのこと

上記の数字からわかることは 当館は 土曜日はとっても素晴らしく会社が回っているのに対し、平日は人を持て余しているということに他なりません。

土曜日はお部屋が埋まり稼働率も高くなるけど、平日は埋まらないので稼働率が低くなる。
それに伴ってパートアルバイトをコントロールすればこの数字は多少改善されるでしょう。
今まで父と母の経営手法はその方法でした。
暇なときはみんな休ませて、忙しい時に人を頼んで働いてもらう。
すべてが地元のパートさんだったからこそ、そのコントロールが出来ていたのに対し

僕はどうしても社員を雇って会社を盤石な体制にしていきたかった。
つまりそこにかかる固定給の重みが、暇であろうと忙しかろうと、平日だろうと休前日だろうと同じお金がかかってくることが、これだけの数字の上下を生み出すのだなぁと思います。

だからって人の雇用に対して臨時パートやコントロールすることにだけ注力はしたくありません。
あらゆる可能性を模索して、売上を伸ばすことでこの数字を適正化させたいと思っています。

まずは実態把握、そして改善提案、そして試行錯誤の
PDCAを回します!!





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