若旦那の夢【参代目の挑戦】

これが史上No.1の花束です(≧∇≦)

最高の思い出に残った2016年9月28日

あの花束をもらった経緯とは、、、!?


かなり私事ではありますが、先月の10日に、実は私たち付き合って丸10年を迎えました*\(^o^)/*

結婚記念日ではなくて、付き合った記念日、それは僕たちが同じように大事にしている日なんです。

8月10日のハートの日
2月10日の結婚記念日

実は先月スーパーサプライズで、この10年記念日を

Sweet10

と名打って、プレゼントをしました。




10年を振り返って送ったラブレター
10つのものでは無い体験というギフト

そして友人を巻き込んでのサプライズ仕掛

結果は大成功で、彼女はとても喜んでくれました。

そして情けないことに浮かんだ自分の中にある欲しがりな性格


「俺には何も無いのか(・・;)」
こういうのって本来は見返りを求めるものではなく、相手の喜ぶ姿を想像して行うプレゼント。


でもこの10年記念日はふたりの記念日だからこそ自分も欲しくなったわけです。彼女が僕のためにしてくれるその何かが。


しかし、時間はどんどん経つのにその気配もなく、杞憂な思いを巡らせたまま9月が終わろうとしていました。



たまたまの休館日に、せっかくだからふたりでご飯食べに行こっと話になりました。

ふたりの子供が保育園に行っている間のランチデート、time limitは午後4時


ってことで久しぶりの水入らずデート






いつも雨が続いていたこの日は、心地よい晴れ間がのぞき、少し暑いくらいの日になりました。

晴れているだけで気分はあがるもの
(実はここ最近ずっといろんな事考えて凹みっぱなしでした)

車の中では、僕の愚痴をずっと聞いてくれた彼女、なかなか吐き出せない性格だから、ものすごく心が軽くなった。

いつも通り運転席に座ろうとする僕に「今日は早起きで眠いから、変わるよ」と言ってくれた事にこの時はその思惑に何も気付かなかった。(後から思えばこれがまず作戦その1)

車を走らせる事1時間、レストランの予約は12時半なのに、やたら車の時計を気にする運転席の彼女、心なしかスピードが上がっている気がする(違和感その2)


館山駅に向かうはずが方向が違う(違和感その3)

それに気づいて聞いてみた「館山駅だよね?」

彼女「いーからいーから、大丈夫」

はい、違和感その4


話の流れで大丈夫の意味がわからない事で、ひとつ確信、何か企んでいる(・・;)

そしてその車の方向で、もしかしての予想がひとつ、、、

4つの違和感の答え

午前10時半過ぎ到着した先は



ホーストレッキングパーク館山

何度もテレビで見ていた憧れの海岸乗馬が出来る夢のような場所

だって僕は実は馬が好きで、乗馬ライセンス5級も持っている(これあまり大した事無いけど)

オーストラリアワーキングホリデー時代には、好きすぎてファームステイで2ヶ月を過ごしたほどです。


満面の笑みで彼女は僕にこう言った
「私からのプレゼントだよ」

その嬉しそうな顔は僕の大好きな笑顔

でもこんな時困る(。-_-。)

いつもサプライズ仕掛けている人が、逆にやられた時、どう反応して良いのか分からなくなる。

いや嬉しい爆発なんだけど、うまく表現できないと言った方が正しいかも。

乗馬思い返してみればそのオーストラリア以来、だから8年ぶり

だんだんテンションが上がってきた。さっきまで愚痴を言って凹んでいた気持ちが上向いていくのを本当に感じた。

「言っちゃったらサプライズにならないじゃない」

言ってよーという僕に彼女は嬉しそうにそう答えた。どうやらサプライズプレゼントをすると嬉しいみたい。僕と一緒だなぁ。

僕は上がっていたテンションだが、ひとつの疑問が

「あれ、彼女は乗馬できるのかな?きっと俺のためにだT^T」

そうして夢のような体験が始まった


打ち寄せる波間を馬の背中に揺られてトレッキング

懐かしいあの大好きな馬の香りを感じて、パカパカと鳴らす蹄の音、海風、太陽、青空、雲、キラキラしかる海

さいこうだった!!


そして、念願だった 駆け足
経験者だった僕は、トレーナーからのご厚意で約2キロに渡り海岸ダッシュをする事ができた。


これほどの長さ、速さで駆け抜けた事は生まれて初めてだった。


途中高い波な駆け抜けて足がびしょ濡れになった瞬間、テンションほぼMAXに

『ヒャホー、ハッハッハッ』ととにかく3歳になる馬のセッテ君を追い倒した!!

とにかく最高だった。
近年史上1番の興奮と楽しさだった。

そのお陰か代償か
馬から降りた時は、お尻は痛いは、足ガクガクだわ、筋肉痛確定だわ、

全てが素晴らしい思い出になった。


約90分の体験を終え、休んでいると
スタッフの方からこんなものをプレゼントされました。



改めてこの興奮、体験、幸福が
彼女からのサプライズプレゼントである事を実感した。



そして向かった先は、、、

長くなったので Part2に続く



実家に戻ってきた2008年8月
亀山温泉ホテルで働きながらすぐに思い描いた夢があった


それが 露天風呂をつくること


自分が想像している遥か上をいく亀山温泉の泉質の高さ
誰もがわかる亀山温泉ホテルの強みである チョコレート色の天然温泉

その商品力を最大限に生かすには心もとない 男女内風呂一つずつの事実

亀山湖展望風呂を表したその内風呂は、確かに眼下に亀山湖を眺められるが
その表現をするには少しだけその商品力が弱いことをと自分自身の思いの他に

お客様のお声からも明らかにそれを意識することができた。


だから何より露天風呂を作りたかった。


沢山の勉強を重ね、沢山の良書に出会い
成功者の体験を学び、話に耳を傾け、人の夢に対する宣言を掲げた。


それが 夢に期限をつけること

2008年8月に実家に戻ってきた僕は
2013年に自身の方向性を見つけることができた一つのセミナーに出会うことができた。


そしてそのセミナーで出すことができた答えが その5年後
つまり実家に戻ってきたからちょうど10年の節目である 2018年

露天風呂をつくるとの宣言だった
そしてその露天風呂の完成をひとつの結果として、家業継承へ踏み切るということだった。


自分の中では本当に想定内での順調な売上推移だった。
それは2013年にセミナーで描いた数字のそのものだった。


だからこそ 2018年の露天風呂完成はいよいよあと2年を控え現実を帯びてきたつもりだった。


そもそもだ
2013年以降僕はその夢を有言実行するためにも
そしてお越し下さるお客様のご期待に応えるためにも、そしてより良い温泉旅館として変革を続けるためにも約束をし続けてきた。

2018年に露天風呂をつくる

その計画は2013年以降の僕の名刺にしっかり書き示してある
その夢宣言は亀山温泉ホテルのロビーに、若旦那の夢宝地図として全てのお客様の目に触れるところに高らかに宣言してある。




それが今


嘘になろうとしている。
5年越しの嘘つき旦那に若旦那が陥る可能性が出てきた。



だからこそ僕はとことん凹んだ、そうは甘くないのかと現実を突きつけられ
モチベーションが下がりかけた。



先日参加させて頂きした 君津亀山少年自然の家での
「うまれる」自主上映会



本当に素晴らしいドキュメンタリー映画で、上映中何度も目頭が熱く里なり
ほほに涙がこぼれていきました。

この【うまれる】を亀山温泉ホテルでも自主上映すべく、動き出します。
また新しい夢が見つかりました。

実はその上映会の後に、この『うまれる』を創られた 豪田トモ監督の講演会がありました。

その中で私は一つの質問をしました。
それは 夫婦の関係と子供たちとのかかわり方についてでした



その中で豪田監督におしえていただいたこと それが


夫婦が仲良く過ごす大切な3つのTEL法

  • T Tegether (一緒に)
  • E Express (表現する)
  • L Listen (聞く)

1・Tegether (一緒に)
これは言うまでもなく、一緒にいる時間をつくること。相手に思やるにも何をするにも、すぐそばですぐにでも行動にうつせる時間と場所を確保していることだそうです。
豪田監督は、夕食の9割をご自宅でとるように心がけているそうです。基本的にお誘いはお断りをしているそうで、そのせいで友達が減ったとは言っておりましたが、どうしたって
家族>友達 は間違いないことですよね。だから僕は割り切っています。と言っていました。

これは正直自分にはできるかというと厳しいかもーって思いました。でもそれだけ家を空けていることが多いことに他ならないわけで(^_^;)その分一緒にいるときはと思って、家族で夕食に出かける時間を今は作るようにしています。


2.Express (表現する)
これは、常日頃から感謝の気持ちや労う気持ちを、言葉に出したり、しっかりと態度に示すことです。
言わなくても分かるだろうでは伝わらないということ。ありがとうは当然毎日伝え、
頑張って 愛してる も伝えることです。 恥ずかしいかもしれないけれど、それは一瞬の恥
いつでも伝えられる、伝わっている、分かっているはずと思わないこと。当たり前のことなど何もないことを常に頭に入れて、その一瞬一瞬を大切にしてください。そして相手の事を思って行動して下さい。伝えて下さい、表現してください。

これは大丈夫、きっとできている方だと思っています。
結構恥ずかしがらずに 愛しているとか言えちゃう人です。 子供にも毎日伝えてぎゅーっと抱きしめています。


3.Listen (聞くこと)
とにかく相手の話を聞くこと、特に男性(゜_゜>) 男性と女性は脳の構造が違うためどうしても話の持って行き方や話し方が違うことをまず理解する。
男は 結果主義 最後のオチや結論を求めたがる
女は 経過主義 途中の経過が大事なため結果はあまり気にしない

これを理解していないと、男は女の話を聞いて「で?それでどうなったの?こうすればいいんじゃない」といい 女は男に「全く話を聞いてくれない」となる。
とにかく話を聞くこと と豪語する豪田先生、究極はそれが出来ていればうまくいくと(笑)

これには僕も沈黙。僕は確かに全く人の話を聞いていない。若女将の話も聞いているようで聞いてない。だからよく言われます。「話全く聞いてないよね」って(^_^;)



どうですか、男性のみなさん
思い当たる節ありませんか??

今からでも遅くありませんよー。
一緒にTELしてみましょう。

一緒にいる時間をつくって、ありがとうと伝えて、奥様の話にじっくり耳を傾ける。
そして なるほどなるほど うんうん と同意して 傾聴してあげましょう。

きっと今日より明日が幸せな日になること間違いないですよ。
最初は違和感あっても、それが一番の家族の形です。